ピアストリ、リンドブラッドとの接触で10秒加算 7位から15位に後退
2026年のF1メキシコシティGP決勝後、スチュワード(競技審査委員)はマクラーレンのオスカー・ピアストリに10秒のタイムペナルティを科した。1コーナーでレーシングブルズのアルビド・リンドブラッドと接触したことが理由で、7位でゴールしたピアストリは15位に後退し、ポイント圏外となった。
The RaceとRaceFansによると、スチュワードは、ピアストリが「リンドブラッドと完全には並んでいなかった」ため、コーナーの権利を主張できなかったと判断した。接触は、ピアストリが左へ寄っていれば避けられたとの見方も示された。
1コーナーで何が起きたか
The Raceによると、ピアストリは1コーナーで、7番手を走るリンドブラッドの前に出ようと仕掛けた。両者は接触し、リンドブラッドのマシンは一時宙に浮いたあと、バリアに当たった。ピアストリはそのまま走り続け、傷んだマシンで7位のチェッカーを受けた。
レース後、2人はスチュワードに呼ばれた。審議の結果、ピアストリには10秒が加算され、最終結果は7位から15位へと大きく下がった。
スチュワードの判断とピアストリの主張
スチュワードは裁定文で「81号車(ピアストリ)は41号車(リンドブラッド)と完全には並んでおらず、コーナーの権利を主張できなかった」と述べた。
さらに、リンドブラッドはブレーキを緩めて守ったものの、ピアストリをコース外へ押し出してはおらず、外側にスペースを残す義務もなかったと認定した。そのうえで、ピアストリが1コーナーの後でさらに左へ寄れば、たとえ2コーナーの手前でコースを外れることになっても、接触は「避けられた可能性がある」と結論づけた。
一方、ピアストリはThe Raceに対し「僕はインに入ろうとしたが、彼がものすごく遅いタイミングでドアを閉めてきた」と語った。リンドブラッドに押される形で外に追いやられ、これ以上左へ寄れず、ホイール同士が絡んだという主張だ。RaceFansによると、裁定が出る前のピアストリは、映像で確かめる必要があるとしつつも、コックピットからは自分にできることは少なかったと感じていた。接触はコーナーのかなり手前で起き、ほかに逃げ場がなかったとの説明だ。
リンドブラッドは、映像を見るまで詳しいコメントは控えるとした。
入賞圏の入れ替わりとコンストラクターズ争い
ピアストリの後退で、上位の顔ぶれは繰り上がった。The Raceによると、アルピーヌはフランコ・コラピントが7位、ピエール・ガスリーが9位に入り、2台で合計8ポイントを得る。レーシングブルズはリアム・ローソンの8位による4ポイントにとどまり、ガブリエル・ボルトレートが10位に上がったアウディは1ポイントを獲得した。
こうした結果でも、レーシングブルズはコンストラクターズ選手権5位争いで、アルピーヌに29ポイント差のリードを保っている。
RaceFansの読者投票(30票)では、判定を「正しい」とする回答が40%(12票)、「厳しすぎる」が40%(12票)で並び、「やや厳しい」も17%(5票)あった。「甘すぎる」はゼロだった。コメント欄では、現行規則では追い抜きが難しいとの声がある一方、規則上は妥当との見方も出ている。
外側から並びかける側の「並走」をどこまで認めるかという線引きが、今回の判定の核心だ。完全に並んでいない側に回避の責任を求めた裁定は、今後の同様の接触でも基準として参照されることになりそうだ。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:The Race(英国・英語) 2026-11-02 Piastri punished for Lindblad collision
出典:RaceFans(英国・英語) 2026-11-02 Piastri loses points finish after 10-second penalty for Lindblad collision
※翻訳は生成AIを利用したため、意図が違う場合もあります。