F1シンガポールGP予選:フェルスタッペンがポールポジション、アストンマーティン・ホンダは2台ともQ1敗退
2026年F1シンガポールGP予選で、フェルスタッペンがポールポジションを獲得しました。
予選は10月10日に行われました。レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが、1分31秒373を記録しています。ホンダのパワーユニット(PU)を積むアストンマーティンは、2台ともQ1で敗退しました。
ホンダ勢はQ1で姿を消し、アロンソはPU交換へ
フェルナンド・アロンソは1分34秒223で17番手でした。Q1を16番目のタイムで通過したガブリエル・ボルトレート(アウディ)は1分34秒169で、その差は0.054秒です。ランス・ストロールは1分34秒946の19番手で、アロンソから0.723秒遅れました。
周回数はアロンソが9周、ストロールが8周にとどまっています。ストロールはQ1の9周目に、ターン11のトラックリミット違反でタイムを抹消されました。
オートスポーツwebによると、ホンダの折原GMは予選後にコメントを出しています。望んだ結果は出なかったものの、パッケージへの理解は深まったという内容です。同GMは、アロンソのフィードバックを踏まえてPUを交換すると明らかにしました。
交換する部品の範囲や、グリッド降格の有無は確認できていません。同メディアは、アロンソがスプリントと予選の両方でエンジンに懸念を示したと伝えています。
Q3は0.054秒差、ハミルトンはQ2から伸びず
Q3の上位は僅差でした。2番手のシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)は0.054秒差でした。3番手のルイス・ハミルトンは0.123秒差です。
| 順位 | ドライバー | チーム | Q3タイム | 差 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | フェルスタッペン | レッドブル・レーシング | 1分31秒373 | - |
| 2 | ルクレール | スクーデリア・フェラーリ | 1分31秒427 | +0.054 |
| 3 | ハミルトン | スクーデリア・フェラーリ | 1分31秒496 | +0.123 |
| 4 | アントネッリ | メルセデス | 1分31秒562 | +0.189 |
| 5 | ノリス | マクラーレン | 1分31秒712 | +0.339 |
| 6 | ラッセル | メルセデス | 1分31秒747 | +0.374 |
| 7 | ピアストリ | マクラーレン | 1分31秒860 | +0.487 |
| 8 | ガスリー | アルピーヌ | 1分32秒225 | +0.852 |
| 9 | ローソン | レーシングブルズ | 1分32秒369 | +0.996 |
| 10 | リンドブラッド | レーシングブルズ | 1分32秒781 | +1.408 |
Q1とQ2はハミルトンが最速でした。Q2では1分31秒529を記録し、フェルスタッペンに0.110秒の差をつけています。ところがQ3での短縮は0.033秒にとどまりました。
一方、フェルスタッペンはQ2から0.266秒、ルクレールは0.526秒縮めています。ハミルトンがQ3で伸びなかったことが、順位の入れ替わりにつながりました。
TopNewsによると、ハミルトンはQ3に向けて変更を加えたと説明しています。その結果、ターン1とターン3でリアが滑ったと振り返りました。ルクレールはQ1とQ2でブレーキングに苦しんだと話しています。
フェルスタッペンの予選周回数は15周でした。25周を走ったフェラーリの2台より10周少ない数字です。オートスポーツwebは、今回が今季2度目、通算50回目のポールポジションだと報じています。
同僚のイザック・ハジャーはタイムを記録できませんでした。同メディアによると、Q1でPUのトラブルが2度起きています。走行は3周で、公式リザルトではタイムなしの22番手です。
メルセデスは仕様の異なる2台、アントネッリが3回とも上回る
メルセデスは今週末、2台に異なる空力パッケージを使っています。TopNewsによると、キミ・アントネッリが新仕様、ジョージ・ラッセルが旧仕様です。チームは同じ週末に走らせて特性を比べる方針だと伝えられています。
| セッション | アントネッリ(新仕様) | ラッセル(旧仕様) | 差 |
|---|---|---|---|
| Q1 | 1分33秒601 | 1分33秒617 | 0.016 |
| Q2 | 1分32秒079 | 1分32秒212 | 0.133 |
| Q3 | 1分31秒562 | 1分31秒747 | 0.185 |
9日のスプリント予選ではラッセルが上回ったと報じられていました。10日の予選では、3つのセッションすべてでアントネッリが前に出ています。差はQ1の0.016秒からQ3の0.185秒へ広がりました。
ただし、1回の予選だけで仕様の優劣は判断できません。ラッセルは予選6番手でしたが、PU交換によるグリッド降格を受けます。オートスポーツwebは、決勝を後方からスタートすると伝えました。
レーシングブルズが2台でQ3へ、ハースは12番手と13番手
中団ではレーシングブルズが2台そろってQ3に進みました。リアム・ローソンが9番手、アービッド・リンドブラッドが10番手です。2人のQ3での差は0.412秒でした。
ただし2人とも、Q3のタイムはQ2の自己ベストに届いていません。ローソンのQ2は1分32秒319、リンドブラッドは1分32秒498でした。
ハースは日本人の小松礼雄代表が率い、トヨタと提携しています。Q2で敗退しました。オリバー・ベアマンが1分32秒908で12番手、エステバン・オコンが1分33秒323で13番手です。
Q2を10番目で通過したピエール・ガスリー(アルピーヌ)は1分32秒602でした。ベアマンとの差は0.306秒です。小松代表やドライバーの予選後のコメントは、今回確認できませんでした。
黄旗と審議、決勝グリッドに残る不確定要素
Q1の序盤にはダブルイエロー(追い越し禁止で大きく減速する合図)が出ました。この区間を通過した4台のラップが抹消されています。
- ランド・ノリス(マクラーレン)
- カルロス・サインツ(ウイリアムズ)
- アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)
- セルジオ・ペレス(キャデラック)
スチュワード(競技審査委員)は3件を記録しました。Q1では、レースディレクターの指示に従わなかった疑いで6台が対象です。ハジャー、バルテリ・ボッタス、ストロール、ハミルトン、オスカー・ピアストリ、ボルトレートが含まれます。
Q2では、最大デルタタイム(低速走行を防ぐ基準時間)に関してピアストリとアントネッリが記録されました。ターン5ではニコ・ヒュルケンベルグとサインツの進路妨害の件も記録されています。
セッションは雨のない状態で行われ、気温は約30度、路面温度は最高42.4度でした。フェルスタッペンは決勝について、スプリントの勝利よりも日曜が最重要だと述べています。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:autosport web(日本/日本語)2026-10-10 23:43 フェルスタッペンが自身通算50回目のPP獲得。フェラーリが2-3で続く【予選レポート/F1第17戦】
出典:autosport web(日本/日本語)2026-10-11 07:51 ホンダ折原GM「良い予選結果は出せなかったがパッケージへの理解は深まった」アロンソのフィードバックを踏まえPU交換を決断
出典:TopNews(日本/日本語)2026-10-11 09:59 【F1シンガポールGP|予選ダイジェスト&コメント】ハミルトン、Q1・Q2最速もポール届かず フェルスタッペン通算50回目のPP、フェラーリ勢は決勝で共闘へ
出典:TopNews(日本/日本語)2026-10-10 15:30 【メルセデスF1】旧仕様のラッセルが0.573秒速い! 新仕様のアントネッリとシンガポールGPで比較検証
出典:OpenF1(公開データ)(国際/英語)2026-10-11 OpenF1 API (session data)
出典:Jolpica-F1(公開データ)(国際/英語)2026-10-11 Jolpica-F1 API (results)
情報源の状況:公式の発表をもとにしています。
データ:OpenF1・Jolpica-F1(いずれも CC BY-NC-SA 4.0)、公式リザルトと各社の報道をもとにした、F1公式・FIA・各チームとは無関係の非公式の分析です。
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