ウォルフ代表、シンガポールでの追い抜きの難しさを指摘 60グリッド降格のラッセルは入賞圏外
メルセデスのトト・ウォルフ代表は、シンガポールGPでの追い抜きの難しさを指摘しました。1秒から1.5秒遅い車でも抜けないほどだといいます。パワーユニット部品交換で60グリッド降格となったジョージ・ラッセルは、ポイント圏外に終わっています。
ラッセルのペナルティ
Motorsport.comによると、ラッセルは前戦セパンでエンジントラブルを経験しました。これを受け、W17に新しい内燃機関の部品を投入しています。シンガポールではさらに新しいエナジーストアとコントロールエレクトロニクスも使い、合計60グリッド降格となりました。
ラッセルは19番手からスタートしました。序盤は積極的に順位を上げましたが、密集した中団の集団でペースが伸びませんでした。
ウォルフの見解
Sky Sports F1の取材で、ウォルフ代表はラッセルの結果がこの状況での最大限だったことに同意しました。ラッセルは非常に良い追い抜きをいくつも決めたと評価しつつ、追い抜きは非常に難しいと語っています。
1秒から1.5秒遅い車でも、前の車を抜くことはできないと述べました。マリーナ・ベイは長い直線が少なく、後続車がダーティエア(前車の乱流)で空力的に不利になります。
一方、4番手からスタートしたアントネッリは表彰台を獲得しました。ウォルフは、コース上で4番手にいるとシンガポールでは挽回が難しいと語り、結果に満足していると話しています。新しいフロアとウイングが意図どおり機能していることが示されたとの評価もあります。
ラッセルの新しいパワーユニットは今季の使用枠に組み込まれました。メルセデスは残り6戦の最初となるアメリカGPに向かいます。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:Motorsport.com(英語)2026-10-11 Toto Wolff delivers brutal verdict on F1's overtaking flaws after Russell's Singapore nightmare
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