ハース、ラファエル・カマラの2027年起用を正式発表 オコンの後任、複数年契約でベアマンと組む
ハースは現地時間2026年10月15日(木)、ブラジル出身の21歳、ラファエル・カマラ(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)を2027年シーズンのドライバーに起用すると発表した。複数年契約で、年末でチームを離れるエステバン・オコンの後任となる。
カマラは現在FIA F2選手権のランキング首位で、2025年のF3王者でもある。ハースは今年、複数の候補を試したうえで決定した。2027年はオリバー・ベアマンとともに、フェラーリ育成出身の2人が組む布陣となる見通しだ。
複数候補の比較から選ばれたカマラ
ESPNによると、ハースは8月にポルトガルのポルティマオで、2025年型マシンを使うTPC(旧型車によるテスト)を実施した。参加したのは、カマラのほか、元アルピーヌのジャック・ドゥーハン、マクラーレン・リザーブのレオナルド・フォルナローリ、トヨタが支援する平川亮の各ドライバーだった。
PlanetF1は、最終的な判断がリザーブドライバーのドゥーハンとカマラの二択に絞られたと伝えている。一方、ESPNは情報筋の話として、ペース面でカマラが明確な最有力候補だったとしている。
カマラは2021年にハースとフェラーリのプログラムへ迎えられた。ハースはフェラーリとのパートナーシップを2016年のF1参戦当初から続けており、今回の起用は両者の関係をさらに強める形となる。
F2首位を走る実績と予選の速さ
Crash.netによると、カマラは今季F2でフィーチャーレース3勝を挙げ、ポールポジションは5回を数える。F2ルーキーとしては、2021年のオスカー・ピアストリ以来の最多記録だ。ランキング2位のニコラ・ツォロフ(レッドブル・ジュニア)とは7ポイント差で、残りはカタールとアブダビの2ラウンドとなっている。ただし、中東情勢の影響で開催が不透明だとも同媒体は触れている。
タイトルを獲得すれば、シャルル・ルクレール、ジョージ・ラッセル、ピアストリに続き、F3とF2で連続王者となる。2024年にはフォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権でも優勝しており、F3は1年のみで昇格した。
ハースの小松礼雄代表は、F2ルーキーとしてモナコとモントリオールの難しい予選で見せた速さを評価した。さらに、ポルティマオでは限られた習熟時間にもかかわらず車を見事に扱い、速さ以上のものを示したと語っている。
オーナーのジーン・ハースも、F3からF2までの実績に期待を寄せ、ベアマンと同様にフェラーリ・アカデミー出身の若手は即戦力になり得ると述べた。
「全員フェラーリ育成」の布陣が持つ意味
カマラ本人は、ジーン・ハースと小松代表への感謝に加え、フェラーリ・ドライバー・アカデミーと家族への謝意を示した。そのうえで、チームとマシンの理解を深めながら成長していきたいと意気込みを語っている。
ベアマンの2027年残留は、Crash.netによれば正式発表こそないものの既定路線とみられる。ESPNは、ルイス・ハミルトンの後任としてフェラーリのシートに最も近いとされてきたベアマンにとって、カマラの加入が継続的な「オーディション」の色合いを強めると分析している。同じ育成出身の2人が同一チームで直接比較される構図であり、2027年は両者の成績差が将来のフェラーリ人事を占う材料になるとみられる。
カマラは現時点で、2027年グリッドで確定している唯一のルーキーだ。F1のフリー走行は未経験だが、ESPNによれば今後、11月初旬のブラジルGPを含む金曜フリー走行に複数回出走する機会がある。まずはF2のタイトル争いの決着と、母国でのF1初走行が焦点となる。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:ESPN(米国・英語) 2026-10-15 Ferrari protege Rafael Câmara completes Haas driver line-up for F1 2027
出典:PlanetF1(英国・英語) 2026-10-15 Rafael Camara replaces Esteban Ocon at Haas for 2027
出典:Crash.net(英国・英語) 2026-10-15 Rafael Camara confirmed at Haas as Esteban Ocon's 2027 F1 replacement on multi-year deal
※翻訳は生成AIを利用したため、意図が違う場合もあります。