メキシコGPの注目点:1コーナーのショートカット対応と、FP1に出走する若手ドライバーたち
2026年のF1メキシコシティGPを前に、英国のRaceFansとThe Raceが注目点を整理した。アントネッリのタイトル決定の可能性、1コーナーのショートカットへの対応、金曜のフリー走行1回目(FP1)に出走する若手の顔ぶれが焦点となる。
FP1では、アウディのフレディ・スレーターとアルピーヌのガブリエレ・ミニが、それぞれ初めて金曜の走行に臨む。日本勢では、レッドブルの岩佐歩夢とハースの平川亮もFP1を走る。
タイトル決定の可能性と1コーナーの課題
RaceFansによると、今季のドライバーズ選手権は事実上決着に近づいている。数字上なお可能性を残す2人が逆転するには、キミ・アントネッリ(メルセデス)が残り4戦続けて無得点に終わる必要があるという。残るラウンドのうち少なくとも1戦が開催されない可能性にも触れており、その場合はアントネッリのタイトルがさらに確実になる。メキシコで決まれば、決勝後のスタジアムで観客の祝福を受ける場面もありえる。
もう一つの焦点が、エルマノス・ロドリゲス・サーキットの序盤の3つのコーナーだ。2015年の改修以降、この区間は問題の多い箇所となってきた。コーナーが狭く、コース外のランオフエリアが広いため、コース外にはみ出して走ることが容易になる。RaceFansは、昨年のスタートをその典型的な例だったと指摘しており、複数のドライバーがコーナーをカットして利益を得た可能性があるとしている。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)の進入についても、コースの境界を大きく外れるものだったとRaceFansは振り返っている。
RaceFansは、今年はレースコントロールがより厳しい措置を導入するのかを問うている。ただ、トラックリミット違反が長年の課題となっているアメリカGPのオースティンでは、そうした兆しは乏しかった。今回も抜本的な対策が取られるかは見通せない。
昨年の接触未遂と、地元ペレスの300戦目
リアム・ローソンは昨年、コース上で2人のマーシャルと接触しかけた。メキシコの自動車クラブ(OMDAI)はローソンに責任があるとしたが、その後FIAは、ローソンに過失はなかったとの見解を示している。
また、セルジオ・ペレスは地元ファンの前で通算300回目のスタートを迎える。昨年はこの大会が復帰して以来初めて、地元ドライバー不在のメキシコGPだった。キャデラックから出走するペレスだが、冷却性能への要求が高く、強いブレーキングゾーンも多いこのコースでは、チームの弱点が表に出やすく、入賞は難しいとRaceFansはみている。
FP1に出走する10人の若手
The Raceによると、2026年は全11チームが、シーズン中に各マシンで2回ずつ、出走経験が1GP以下の「ルーキー」をFP1で走らせる義務を負う。つまり1チーム計4回の出走だ。
メキシコのFP1では、次の10人が走る。フェラーリのみ、ルーキーの出走がない。
| チーム | FP1出走ルーキー |
|---|---|
| マクラーレン | レオナルド・フォルナローリ |
| メルセデス | フレデリック・ヴェスティ |
| レッドブル | 岩佐歩夢 |
| ウィリアムズ | ルーク・ブラウニング |
| レーシングブルズ | ニコラ・ツォロフ |
| アストンマーティン | ジャック・クロフォード |
| ハース | 平川亮 |
| アウディ | フレディ・スレーター |
| アルピーヌ | ガブリエレ・ミニ |
| キャデラック | コルトン・ハータ |
RaceFansによれば、今年のF3で2位に入ったアウディのスレーターはガブリエル・ボルトレトのマシンを、アルピーヌのミニはフランコ・コラピントのマシンを駆る。ミニにとっては、これがアルピーヌでの金曜走行となる。
これまでの出走回数を見ると、キャデラックはハータがメキシコで5回目となり、最多だ。マクラーレンとウィリアムズ、アウディ、アストンマーティンは、メキシコかブラジルで義務の4回に到達する見通しとなっている。レーシングブルズは、アルヴィド・リンドブラッドのルーキー扱いにより、第2戦の中国までに要件を満たしていた。なお、ブラウニングはバルセロナで予定されていたが、マシントラブルのため走行できなかった。
メキシコ後の焦点は、アントネッリが何戦でタイトルを決めるかと、ルーキー枠の残りをどのチームが消化するかになる。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:The Race(英国・英語) 2026-10-28 Every rookie to drive in FP1 in F1 2026
出典:RaceFans(英国・英語) 2026-10-28 Antonelli's coronation, Mexico's optional turn one and more Mexican GP talking points
※翻訳は生成AIを利用したため、意図が違う場合もあります。