キャデラックの筆頭オーナー、ウォルター氏が持ち分売却を計画と報道 TWGは8月に否定
キャデラックF1チームの過半数株を握るTWGグローバルのCEO、マーク・ウォルター氏が、保有する持ち分の一部売却を検討しているという。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道として、英国の媒体が11月3〜4日に伝えた。
この報道は、ウォルター氏が保有する保険会社と関連企業の間の融資をめぐる調査が背景にあるとされる。売却によって資金を確保する狙いがあるとみられている。
報じられた売却の内容
RaceFansによると、売却先の候補としてフェンウェイ・スポーツ・グループの名前が挙がっている。同社はNASCARのRFKレーシング、プレミアリーグのリバプール、MLBのレッドソックスを保有する企業だ。この売却が実現すれば、チームの評価額は30億ドルになるとされる。
一方、Motorsport Weekによると、ウォルター氏の希望売却額は30億ドル以上で、Sportico誌によれば少なくとも7者が関心を示しているという。Sportico誌はさらに、キャデラックが今年約4億ドルの赤字になる見通しだとしている。なお、RaceFansは「30億ドルの評価額」、Motorsport Weekは「30億ドル以上」と、数字の表現に違いがある。
8月にはTWGが売却観測を否定
売却観測は今回が初めてではない。ウォルター氏は米ロサンゼルス・レイカーズの持ち分を購入から14か月で手放しており、チェルシーなど他のスポーツ事業の動向も焦点となっていた。The Raceによると、同氏の関連会社のうち仲介会社4社が、グループ内の未開示の融資をめぐり米国で調査を受けている。TWGは調査に関する不正行為を否認している。
こうした中、TWGモータースポーツは8月20日のオランダGP前に声明を出し、「TWGはキャデラックF1チーム、またはTWGモータースポーツのいかなる部分についても、持ち分を手放すことを検討していない」と表明した。同日にはチーム代表がグレーム・ラウドンからマルシン・ブドコフスキーに交代した。ブドコフスキーは、調査についてチームと協議はなく、影響もないと述べていた。
今回の報道を受けたTWGやチームの正式な反応は、確認した範囲では出ていない。報道は伝聞であり、売却が決まったわけではない。
今後の焦点
チームは2026年シーズンにグリッドへ加わった11番目の新規参戦チームだ。Motorsport Weekによると、まだ入賞はなく、セルジオ・ペレスが2029年までの契約を結ぶ一方、バルテリ・ボッタスの去就は不透明だ。持ち分の一部売却であれば、運営体制がどこまで維持されるかが焦点となる。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:RaceFans(英国・英語) 2026-11-03 Spotlight: Cadillac's majority owner reportedly planning to sell stake
出典:Motorsport Week(英国・英語) 2026-11-04 Cadillac F1 team owner reportedly considering sale
参考:The Race(英国・英語) 2026-08-20 Cadillac F1 owner TWG firm statement on team sale talk
参考:Autosport(英国・英語) 2026-08-20 TWG denies sale of Cadillac F1 team
※翻訳は生成AIを利用したため、意図が違う場合もあります。