キャデラック、サンパウロGPのFP1でハータを今季6度目起用 スーパーライセンス不足の1点を狙う
キャデラックは、2026年F1第21戦サンパウロGP(ブラジルGP)のフリー走行1回目(FP1)で、コルトン・ハータをセルジオ・ペレスに代えて走らせる。今季6度目のFP1出走で、狙いはスーパーライセンスの取得に足りない最後の1点の獲得だ。
The Raceによると、ハータの現在のポイントは39点で、必要な40点に1点届いていない。獲得には、FP1で最低24周・100kmを走る必要があり、ブラジルでも1点を得られる保証はない。
メキシコで想定が崩れた理由
キャデラックはルーキー向けFP1の義務として4回を見込み、それで足りると考えていた。The Raceによれば、メキシコGPのFP1出走で40点に届く計算だったが、IndyCarの公式サイトの誤りが原因で、前提が崩れた。この誤りでハータの順位が7位ではなく6位と表示され、スーパーライセンスのポイントが2点多く計算されていたという。
キャデラックは今年初めにこの計算をFIA(国際自動車連盟)と確認していたが、メキシコGPの週末に、40点へ届くにはもう1回のセッションが必要と判明した。
The Raceが示すポイントの内訳は次のとおり。
| 区分 | ポイント |
|---|---|
| 2023年インディカー10位 | 1点 |
| 2024年インディカー2位 | 30点 |
| 2025年インディカー7位 | 4点 |
| FP1出走分 | 4点 |
| 合計 | 39点(必要なのは40点) |
FP1出走分が4点にとどまるのは、モンツァで走行距離が足りず、ポイントを得られなかったためだ。FP1で100km以上を走ることが加点の条件であり、サンパウロでも24周以上を走り切れるかが問われる。
4月の計画から続くライセンス取得への道
PlanetF1は4月17日、ハータがバルセロナGPから4回のFP1をキャデラックで走る計画だと伝えていた。当時はスーパーライセンスの40点まで5点不足とされ、同メディアは26歳のハータがFIAに過去にスーパーライセンスの申請を却下されたため、今季中にF1へ急きょ乗り込むことはできなかったと説明している。ハータは今季、F2を戦いながら、キャデラックのテストドライバーとしてペレスとバルテリ・ボッタスを支える契約を結んでいた。
この時点でハータは「初めてキャデラックF1チームのマシンのステアリングを握るのが待ちきれない」と話している。チーム代表のグレアム・ローダンは「若手ドライバー向けのFP1を4回すべて走ることは、テストドライバーとしての役割の自然な次の一歩だ」と述べた。4回の走行で、100km以上を走るごとに1点、計4点が加わる仕組みだった。
ボッタスの後任候補としての位置づけ
The Raceは、キャデラックが以前から、年内にもう1回ハータをFP1で走らせる予定だったとしている。理由は、ハータが来季にボッタスの後任となる有力候補の一人だからだ。同誌は「スーパーライセンスがなければそのシートには就けないため、最初の機会で最後の1点を取りに行くのは合理的な判断だ」との趣旨で伝えている。
メキシコGPでは、ボッタスの左フロントサスペンションが大きく壊れる信頼性トラブルが起きた。チームは原因を調べているが、今年前半にもペレスのマシンで似た問題を経験していた。サンパウロでは、ハータが24周・100kmを走り切って40点に届くかどうかが、2027年のシート争いの前提条件となる。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:The Race(英国・英語) 2026-11-03 Herta gets another Cadillac F1 practice to earn superlicence
出典:PlanetF1(英国・英語) 2026-04-17 Colton Herta closes in on F1 race seat with Cadillac FP1 plan
※翻訳は生成AIを利用したため、意図が違う場合もあります。