ノリス、サンパウロGPの新パーツに慎重姿勢「運転しやすくなるとは思わない」 今季のマクラーレンは「ひどく運転しにくい」
2026年のF1第21戦サンパウロGP(ブラジルGP)を前に、マクラーレンのランド・ノリスが、今週末に投入される新パーツへの見方を語った。ノリスは「運転しやすくなるとは思わない」としたうえで、今季のマシン「MCL40」の扱いにくさを率直に表現した。
Sky Sportsによると、ノリスはメキシコGPの週末、「運転しやすくなるとは思わない。むしろ難しくなる可能性もある」との見方を示していた。さらに「このマシンは今季ずっとひどく、運転しにくかった。ほかのチームがその後にずっと多くのアップグレードを持ち込み、僕らよりはるかに大きく改善した。それだけのことだ」とも続けている。Formula1.comが伝えたサンパウロでの木曜のコメントには、「まだ改善できると信じたい」という言葉もあった。
「運転しやすさ」より性能の前進を期待
Formula1.comによると、ノリスはサンパウロのメディアデーで、新パーツについて「運転しやすくなるのかは分からない。むしろ運転しにくくなるかもしれないが、うまくいけば性能が一歩前進する」と話した。ドライバーが望む扱いやすさよりも、まず純粋な速さの上積みを優先する姿勢がにじむ。
Autosportが伝えたところでは、ノリスはメキシコGP決勝後の日曜夜、「苦戦したサーキットに戻れば急に速くなる、とは確信できていない」と語っていた。単発のアップデートで状況が一変するという期待は抑えている形だ。
ハンガリーの好転から失速へ
Autosportによると、マクラーレンはハンガリーGPで大きく改善し、ノリスはハンガリーとオランダ(ザントフォールト)で勝利した。しかしその後は順位を落とし、直近5戦で獲得したポイントはマクラーレンが59点、レッドブルが152点という差がついている。
Crash.netによると、メキシコGP後のコンストラクターズ選手権で、マクラーレンはレッドブルに17点差の4位。メキシコではノリスが5位に入った一方、オスカー・ピアストリはアルビッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)との接触で10秒のタイム加算ペナルティを受け、7位を失った。
こうした流れの中で、ノリスの「ほかのチームの伸びのほうが大きかった」という言葉は、開発競争で相対的に後れを取ったという認識を示している。残り数戦で3位争いに戻れるかどうかは、新パーツがその差をどこまで縮められるかにかかっている。サンパウロGPの結果が、その最初の判断材料となる。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:Formula1.com(英国・英語) 2026-11-05 'We want to believe that we can still make improvements' – Norris wary of new McLaren upgrades in São Paulo
出典:Sky Sports(英国・英語) 2026-11-05 Lando Norris: McLaren driver unsure if Sao Paulo Grand Prix upgrades will improve 'horrible' McLaren car
出典:Grande Prêmio(ブラジル・英語) 2026-11-05 Norris calls his McLaren 'horrible' to drive as new parts arrive at Interlagos
参考:Autosport(英国・英語) 2026-11-03 McLaren to bring upgrades to Brazil GP with F1 2027 in mind
参考:Crash.net(英国・英語) 2026-11-04 McLaren's Brazil GP upgrade will feature first look at 2027 F1 car development
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