アストンマーティン・ホンダ、サンパウロGP初日は無トラブルも直線で苦戦 クラック氏「3、4台に抜かれた」
2026年のF1第20戦サンパウロGP(インテルラゴス)の金曜、アストンマーティン・ホンダは2台ともトラブルなくプログラムを消化した。一方で最高速は2台とも最下位に沈み、直線の弱さが課題として浮かんだ。
前戦メキシコシティGPでは、ホンダ製パワーユニット(PU)のエネルギー回生系の冷却に関わるトラブルで2台がリタイアしていた。今回はその再発防止策を投入し、フリー走行1回目(FP1)とFP2で計119周を走り切った。チーフ・トラックサイド・オフィサーのマイク・クラックは、完走できた点を評価しつつ、ロングランで「3、4台に抜かれた」と直線での遅れを課題に挙げた。
119周を走破、メキシコの課題は解消に向かう
formula1-data.comによると、アストンマーティン・ホンダは金曜のFP1とFP2を合わせて119周を走行した。内訳はフェルナンド・アロンソが60周、ランス・ストロールが59周だ。FP2の順位はアロンソが15番手、ストロールが18番手だった。
Motorsport.com スペイン版によると、アロンソのタイムは最速だったキミ・アントネッリ(メルセデス、1分10秒763)から1.775秒差だった。クラックは、前戦メキシコと比べて信頼性が改善し、予定していた作業をすべて終えられたと説明した。ペース自体も想定の範囲内で、12コーナー後の長い登り区間で競争力を高める必要があるという。
メキシコ後のアロンソは、セパン以降のアストンマーティンは競争力が上がっているとの認識だった。Grande Prêmioによると、同じ週末前の取材でも、メキシコではPU関連の問題が再発して2台とも序盤に姿を消し、アロンソは5周でレースを終えたと振り返っている。インテルラゴスは標高が低く、PUへの負荷もメキシコシティより小さい。そうした条件下で、まずは走り切ることが今回の出発点だった。
最高速は最下位、ロングランで3、4台に抜かれる
今回の最大の懸念は直線で、formula1-data.comによると、最高速は2台とも全車の最下位だった。アルピーヌのフランコ・コラピントが記録した345.6km/hに対し、27.2km/h遅れていた。
クラックは、直線で身を守れるようにしたうえでコーナーに備える必要があると語った。ロングランで「3、4台に抜かれた」ことが、直線での無防備さを示す具体例だという。ストロールの車の状態については、短く「問題ない」と評価するにとどまった。
また、土曜午後と日曜は天候の悪化が予想されている。クラックは、金曜に得た知見がどこまで有効かは分からないとの見方を示した。雨になれば直線速度の差は縮まる可能性があり、天候は予選と決勝の位置取りに影響しそうだ。
折原伸太郎氏はエネルギーマネジメントとドライバビリティに取り組む
formula1-data.comの記載によると、ホンダ・レーシング(HRC)の折原伸太郎は、金曜にPUのエネルギーマネジメントの最適化に取り組んだ。あわせて、低速コーナーでのドライバビリティ(扱いやすさ)も調整したという。直線速度の差は、電動エネルギーの配分や使い方とも関わるため、この作業の成否が土曜以降の焦点になる。
アロンソの現実的な目標は12〜14番手
Grande Prêmioによると、アロンソは今週末の目標を「12、13、14番手あたりにいれば、僕らにとってはおおむね競争力のある週末だ」と話している。その位置にいれば入賞も狙えるという考えだ。例として、メキシコでハースのリザーブドライバーの平川亮がペナルティ後に10位に入った点を挙げた。
FP2で15番手だったアロンソは、目標圏にあと一歩の位置だ。ホンダ製PUでの今季は信頼性が足かせとなってきただけに、まず2台完走の見通しが立ったこと自体が前進だ。ただし最高速の27.2km/h差は、天候に恵まれなければ決勝での抜かれやすさに直結する。直線の改善策を、残る2日間でどこまで見いだせるかが焦点となる。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:Motorsport.com スペイン版(スペイン・スペイン語) 2026-11-06 Aston Martin F1 se alarma en las rectas de Brasil: "Nos adelantaron 3 o 4 coches"
出典:Grande Prêmio(ブラジル・英語) 2026-11-05 Alonso says Aston Martin is more competitive but still targets 12th to 14th at Interlagos
出典:formula1-data.com 2026-11-07 2026 サンパウロGP ホンダ 119周 直線スピード
※翻訳は生成AIを利用したため、意図が違う場合もあります。