マクラーレン、セナ時代のMP4/6Aからノリスの2台まで歴代F1マシン5台を売却へ
マクラーレンは19日、1991年から2023年までの歴代F1マシン計5台を売りに出すと明らかにした。販売はバーニー・エクレストン氏のコレクションを手がけた英国のディーラー、トム・ハートレー・ジュニアが担当する。
5台は、ホンダV12を積んだ1991年型MP4/6Aが2台、2012年型MP4/27A、2021年型MCL35M、2023年型MCL37A。予想価格は1台ではなく全体の目安として500万〜1000万ポンドと伝えられ、マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンは「走らせ、レースをするために作られた車だ」と語った。
売りに出される5台の顔ぶれ
PlanetF1とSpeedcafeによると、5台はマクラーレンのヘリテージ・コレクションに保管されてきた車両で、最後に走ってからチームが所有し続けてきた。ドライバー引退後もチームの手元にあったため、引き渡し前にマクラーレンが整備し、古い車両は全面的なレストアを受ける予定だ。
最も古いのが1991年型MP4/6Aの2台だ。ホンダの自然吸気V12を搭載し、この年はアイルトン・セナが3度目のドライバーズタイトル、マクラーレンが4年連続のコンストラクターズタイトルを獲得した。シャシー04は、ゲルハルト・ベルガーがサンマリノGPでセナに続く2位に入った車両で、セナもテストで使用した。シャシー07はベルガーがイギリスGPで2位となった車両で、1992年にはセナがシルバーストーンでテストしている。マクラーレンによれば、クラッシュ歴はないという。
続く2012年型MP4/27A(シャシー01)は、ジェンソン・バトンがレースで使い、ルイス・ハミルトンがテストした。インドGPでファステストラップを記録し、アブダビでも上位に入った自然吸気V8時代の1台だ。
2021年型MCL35M(シャシー01)は、ランド・ノリスがイモラ、モナコ、モンツァで表彰台に上った車両で、モナコではガルフ風の特別カラーをまとった。モンツァでは2位に入り、ダニエル・リカルドの優勝とともに2010年以来のワンツーを飾っている。引き渡し前にレース時の仕様へ復元される。
ピットも走らせた最新の1台
最も新しい2023年型MCL37A(シャシー03)は、ノリスがシンガポールと日本で2位に入った車両とSpeedcafeは伝えている。シーズン後はテスト車として、オスカー・ピアストリ、ミック・シューマッハ、バルテリ・ボッタスらが走らせた。
さらに昨年(2025年)には、映画『F1』に関連して、俳優のブラッド・ピットが米オースティンのCOTAで非公開のセッションを走った。TimesLIVEによると最高速は317km/hだったという。マクラーレンは、民間の購入者に提供される最新のF1マシンだと位置づけている。
売却の狙いと価格の見通し
ブラウンは、これらの車を保管したままにしておくことは、車が象徴するものにそぐわないと説明し、購入者が走らせて楽しむことを望んだ。
ハートレー・ジュニアは、5台を個別に出品し、時間的な制約は一切ないと語った。最優先は適切な買い手を見つけることだという。PlanetF1が伝えたところでは、同氏は「基本的にメーカーから直接車を買うことになる」と、直接取引の利点を強調している。
価格は公式には示されていない。Speedcafeが引用したロイターの報道では500万〜1000万ポンドの見込みだ。比較材料として、2021年にハミルトンの2010年トルコGP優勝車MP4-25が480万ポンドで売れた例がある。ハートレー・ジュニアは2025年にエクレストン氏の69台のグランプリカーを売却した実績があり、今回は歴代王者ゆかりの車両がどう値付けされるかが焦点となる。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:PlanetF1(英国・英語) 2026-10-19 McLaren F1 cars auction (Hamilton, Norris)
出典:Speedcafe(豪州・英語) 2026-10-19 McLaren cars auction: Senna, Norris, Hamilton, Brad Pitt
参考:TimesLIVE(南アフリカ・英語) 2026-10-19 McLaren to sell F1 cars driven by Senna, Hamilton, Norris and Brad Pitt
※翻訳は生成AIを利用したため、意図が違う場合もあります。