BBCがF1ラジオ中継権を失う可能性 talkSPORTが入札を検討と英紙報道
英紙テレグラフが2026年10月15日、民間ラジオ局のtalkSPORT(トークスポーツ)がF1のラジオ中継権の獲得を検討していると報じた。イギリスでは1994年からBBCが独占してきた権利で、32年ぶりに放送局が変わる可能性がある。
Crash.netとGPFansによると、talkSPORTのリアム・フィッシャー最高経営責任者(CEO)は、サッカーが同局の「主力」であることに変わりはないとの認識だ。そのうえで扱うスポーツを広げたい考えで、BBC側はコスト削減の一環で番組発注を絞り込む方針を打ち出している。
フィッシャーCEOが語ったF1への関心
フィッシャーCEOは、重要なスポーツやイベントを「選び抜いて」取り込む戦略だと説明した。F1の権利は「もうひとつの素晴らしい権利だ」との評価で、F1の視聴者層はtalkSPORTのリスナーとよく合うという。
また、商業ラジオならレースウイークエンドだけでなく、週を通じた「常時オン」の放送ができる点も強調点となった。朝の番組などでF1を扱うことを想定したものだ。GPFansによると、同CEOはBBC 5Liveの現在のF1放送が主にレースと予選に集中していることにも触れ、機会を探っていなければ「自分の仕事をしていないことになる」とも語っている。
GPFansによれば、talkSPORTはすでにBBCから主要な権利を引き継ぎつつある。今冬のイングランド代表のクリケット南アフリカ遠征など、海外ツアーの放送が同局に移るという。テレグラフの報道では、F1もtalkSPORTが優先するスポーツのひとつに挙がっている。
コスト削減を進めるBBCの事情
Crash.netによると、BBCは全社的な予算削減の最中にある。ボートレース、ローンボウルズ、コモンウェルスゲームズの陸上競技、ラグビーのスーパーリーグなど、すでに複数の大型イベントの権利を手放した。GPFansは、5Liveが番組発注を縮小すると発表したことが、talkSPORTにとって参入の余地になっているとの見立てだ。
なお、talkSPORTが正式な入札を行ったかどうかや、現行契約の期限は、両媒体の記事には示されていない。現時点では検討段階の報道にとどまり、BBCの中継が直ちに終わるわけではない。BBCのF1ラジオ中継は、ハリー・ベンジャミンが主な実況を担ってきた。今後は、入札の有無と権利の行方が焦点となる。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:Crash.net(英国・英語) 2026-10-16 BBC at risk of losing F1 radio rights to talkSPORT after 32 years
出典:GPFans(英国・英語) 2026-10-16 Long-time British F1 broadcaster at risk of losing rights
※翻訳は生成AIを利用したため、意図が違う場合もあります。