キャデラック、アメリカGPのFP1でハータを起用 ペレスの代わりに今季4度目の金曜走行
キャデラックは、2026年F1第19戦アメリカGP(10月23〜25日、テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ)のフリー走行1回目(FP1)で、テストドライバーのコルトン・ハータにセルジオ・ペレスのマシン「MAC-26」を任せる。キャデラックが10月20日に明らかにした。
ハータの金曜走行は今季4度目で、バルセロナ、ハンガリー、モンツァに続く。RacingNews365によると、アメリカ国内の公式F1セッションをアメリカ人ドライバーが走るのは、2023年にウィリアムズのローガン・サージェントが走って以来になる。ペレスはFP2からマシンに戻り、バルテリ・ボッタスはもう1台を週末を通して担当する。レースのラインアップに変更はない。
オースティンで初勝利を挙げた地元の若手
ハータは2019年3月、同じオースティンでインディカー初優勝を挙げた。Grande Prêmioによると、当時18歳359日でインディカー史上最年少の優勝者となった。RacingNews365は、同年にラグナセカでも2勝目を挙げたと伝えている。キャデラックは2025年にハータを初のテストドライバーに指名しており、今季は計4回のFP1出走を割り当てている。
今回の起用は、経験の浅いドライバーに金曜の走行機会を与える枠を使うもので、チームの開発プログラムの一環だ。RacingNews365の取材に対し、ハータは「アメリカのファンの前でMAC-26を運転できるのは特別なことだ」と語り、オースティンでの初勝利を「キャリアの大きな瞬間だった」と振り返った。F1マシンでこの地に戻ることは「一周して戻ってきたような感覚」だという。
走行の狙いはデータ収集とペレスへの引き継ぎ
ハータが挙げた金曜午前の目標は、テストプログラムを確実にこなし、セットアップに関するデータをチームに提供することだ。そのうえでマシンをペレスに戻し、残りの週末に役立つフィードバックを伝えるとしている。Grande Prêmioは、キャデラックがFP1でフロアと冷却系の小規模アップデートを評価する予定だと報じている。タイムを狙うより、技術プログラムの消化が優先される走行になりそうだ。
FP1は現地時間10月23日(金)の12時30分に始まり、日本時間では24日(土)午前2時30分にあたる。予選は土曜、決勝は日曜の現地時間15時に行われる。ハータが担う金曜のデータを、ペレスとボッタスが予選と決勝にどこまで生かせるかが、キャデラックにとっての焦点となる。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:Grande Prêmio(ブラジル・英語) 2026-10-20 Herta replaces Perez at Cadillac for Austin F1 practice in emotional American homecoming
出典:RacingNews365(英国・英語) 2026-10-19 Colton Herta set for US debut in latest Cadillac F1 practice outing
参考:GM Media(米国・英語) 2025-09-03 Cadillac Formula 1 Team names American star Colton Herta as Test Driver
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