アストンマーティン・ホンダ、メキシコで両車リタイア ERS冷却系が高地で限界、The Raceは「シャシーは強力でPUが足かせ」と分析
2026年のF1第20戦メキシコシティGPの週末は、アストンマーティン・ホンダにとって厳しい結果に終わった。決勝ではフェルナンド・アロンソとランス・ストロールの両車が、スタート直後にエネルギー回生システム(ERS)の冷却トラブルでリタイアした。
The Raceの総括記事によると、チーム自身がこの週末を「惨憺たるもの」と表現し、「ハード・レッスン(厳しい教訓)」という言葉を繰り返したという。問題の核心は、標高の高いメキシコシティで、ERSの冷却回路が想定どおりに機能しなかった点にある。
金曜から続いた冷却系のトラブル
金曜のフリー走行2回目(FP2)で、アロンソは12番手のタイムを残した。ところがその後、車両は走行を止めることになった。土曜の予選では、アロンソに2段目(Q2)進出の可能性があったが、コース脇に車を止めざるを得ず、本人は強い不満をあらわにしたという。
ホンダの折原伸太郎チーフエンジニアは、ERSの冷却回路が「想定していたより大きな負荷を受けていた」と説明した。これが複数のセッションで車両を止める原因になったという。アロンソは「FP1、FP2、FP3でもたくさん周回を重ねた」と振り返り、チームがこの「厳しい教訓」から学ぶことへの期待を示した。
決勝は両車がスタート直後に姿を消す
日曜の決勝では、同じ冷却系の問題が再び表面化した。アロンソとストロールの2台は、スタートから間もなくそろってリタイアとなった。入賞圏を狙える週末だっただけに、序盤の2台同時リタイアは痛手となる。
The Raceは、現行のアストンマーティンのシャシーはすでに強力で、メキシコのようなサーキットでは中団のトップクラスにもなり得ると評価した。そのうえで、足かせになっているのはホンダ製パワーユニット(PU)側の課題だと分析している。
見立て:高地特有の負荷への対応が焦点に
標高2,200m超のメキシコシティは空気が薄く、冷却性能が落ちやすい。折原チーフエンジニアが負荷の想定違いを認めた点を踏まえると、今回の問題は高地という特殊条件でのERS冷却の余裕不足を示しているとみられる。
シャシーの競争力が評価される一方でPUの信頼性が結果を左右する構図は、次戦以降もチームの課題であり続ける。冷却系の知見をどう反映するかが、今後の焦点となる。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:The Race(英国・英語) 2026-11-02 Everything we learned from F1's 2026 Mexican Grand Prix
参考:Motorsport.com(英国・英語) 2026-11-01 Formula 1 2026 Mexican GP Results
※翻訳は生成AIを利用したため、意図が違う場合もあります。