アントネッリ、王者でも2027年は「12番」を継続 セナへの敬意と、1番との相性の悪さを理由に
2026年F1第20戦メキシコシティGPで初のドライバーズタイトルを決めたキミ・アントネッリ(メルセデス)が、2027年シーズンも王者に与えられる「1番」を使わず、現在の「12番」を継続すると明らかにした。The RaceとRaceFans、PlanetF1が11月2日に伝えた。
王者は翌年、1番を選ぶ権利を持つ。それでもアントネッリは、12番が自分にとって特別な番号であること、謙虚さを保ちたいこと、そして迷信深い性格から「1番は自分にとって良い番号ではなかった」ことを理由に挙げた。
12番を選び続ける三つの理由
The Raceによると、アントネッリはまず、12番が自分にとって特別な番号だと説明した。12番は、少年時代から憧れてきたアイルトン・セナにちなむ番号で、ヒーローへの敬意を示すものでもある。RaceFansは、12番を付けてワールドチャンピオンになったのは1988年のセナ以来だと指摘している。
二つ目の理由は、謙虚さだ。The Raceは、12番が「謙虚さを保ち、ゼロから積み上げ直す」ための拠り所になっていると伝えている。タイトルを手にした直後でも、立場を変えずに次のシーズンへ向かう意思表示とみられる。
三つ目が迷信だ。アントネッリは自分を迷信深い性格だと語り、1番にはこれまで良い思い出がないという。The Raceは、2020年にポルトガルのポルティマオで開かれたカートの世界選手権で、1番を付けて雨の中を走行中に事故に遭い、左脚と足を骨折した経験にも触れている。
1番が消える2027年のグリッド
PlanetF1によると、アントネッリが12番を続けることで、2021年以来初めて、F1のグリッドに1番を付けた車が存在しない見通しとなった。今季の1番は、2025年王者のランド・ノリス(マクラーレン)が使っている。同記事は、この番号を歴代で最初に選んだ王者がセバスチャン・ベッテルだったことにも触れた。
The Raceによると、アントネッリは20歳でF1史上最年少の王者となった。RaceFansのコメント欄では、1番を使わないことをタイトルの権威を軽んじるものだと批判する声がある一方、謙虚な姿勢を評価する意見や、番号は個人の自由だとする意見もあり、反応は分かれている。
ブラジルGPではセナへのトリビュートヘルメット
アントネッリは次戦のブラジルGPに向け、セナへのトリビュートとなる特別なヘルメットを用意している。The Raceによると、今回はセナが1991年にインテルラゴスで勝利してから35年目にあたる。12番の継続とあわせ、セナへの敬意を前面に出す週末となる。
タイトルを決めた王者が、慣例の1番ではなく自らの番号で走り続ける。2027年のシーズンでは、12番をつけた車が王者としてどこまで連覇に近づけるかが焦点となる。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:The Race(英国・英語) 2026-11-02 Why Antonelli's rejecting #1 for 2027 F1 season
出典:RaceFans(英国・英語) 2026-11-02 “I’ll stay with number 12” – no number one in 2027 for new champion Antonelli
出典:PlanetF1(英国・英語) 2026-11-02 Kimi Antonelli F1 2027 number one
※翻訳は生成AIを利用したため、意図が違う場合もあります。