ハースがカマラを選んだ決め手はポルティマオでの旧型車テスト 小松代表「最も速かった」
The Raceの取材に対し、ハースの小松礼雄代表は、ラファエル・カマラの起用を決めた理由を、旧型車テスト(TPC)の走行でカマラが最も速かったからだと説明した。2025年に始めたTPCがなければ、別の判断をしていた可能性もあるという。
ポルトガルのシュートアウトで決まった2027年の席
The Raceによると、決め手は8月にポルトガルのポルティマオで行われた、シュートアウト形式のテストだった。使われたのは2025年型のハース車で、同じ条件で候補を比べた。比較の対象は、マクラーレン系でF2王者のレオナルド・フォルナローリ、ル・マン24時間の勝者でトヨタが推す平川亮、ハースのリザーブドライバーのジャック・ドゥーハンらだった。小松代表によれば理由は単純で、カマラが最速だったからだ。
一方、英GPblogの8月29日付の記事では、カマラ、フォルナローリ、平川の3人のタイムが一貫して0.1秒以内に収まり、本命は見えないとされていた。PlanetF1の10月10日付の記事では、ポルティマオとヘレスの2回のテストを経て、有力候補が平川とカマラに絞られたという。報道によって見立てに幅があった中で、小松代表が示した評価はカマラの速さだった。
トヨタとの関係とTPCの位置づけ
TPCにはトヨタが資金と技術者を出して深く関わっている。最初の1年半で小林可夢偉、中嶋一貴、ロマン・グロージャン、坪井翔、宮田莉朋らが走行機会を得た。小松代表は、初年度は運営体制の構築が中心で、今年から本格的にドライバーを評価する段階に入ったと説明した。
小松代表は2024年からトヨタの豊田章男会長と話を進めてきた。契約前に東京で会った際には、「最速のドライバーを選ぶ」と明確に伝えていたという。シンガポールGP後の月曜日に決定を直接伝え、トヨタ側は理解を示した、というのがThe Raceの内容だ。
ベアマン、オコン、ドゥーハンの扱い
エステバン・オコンとオリバー・ベアマンの契約は2026年末で満了する。小松代表はベアマンを継続起用する意向だが、正式発表は「タイミングと細部の調整次第」だ。ドゥーハンについては契約継続の「ドアは開いている」とし、本人やマネージャーと協議中だという。平川は選ばれなかったが、トヨタが関わるTPCは2027年のドライバー選考の土台となった。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:The Race(英国・英語) 2026-10-16 Why one F1 test day decided Haas's 2027 driver choice
出典:autosport web 2026-10-16 カマラ、2027年のF1デビューに向けて「今は最善の形で準備をすることに集中」小松代表はテストでの印象的な走りを評価
参考:GPblog(オランダ・英語) 2026-08-29 Haas faces a huge dilemma after testing three drivers in Portimao
参考:PlanetF1(英国・英語) 2026-10-10 Haas 2027 decision a two-horse race between Jack Doohan and Rafa Camara
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