ニューウェイ氏「ホンダは2019年のレッドブル時より少し遅れている」 アストンマーティンの進歩は「大きい」と評価
2026年のF1アメリカGPを前にした現地時間23日のFIA記者会見で、アストンマーティンのエイドリアン・ニューウェイが、チームの現状とホンダ製パワーユニット(PU)の進み具合について語った。チームの進歩を「大きい」と評価する一方、ホンダについては「2019年にレッドブルがホンダを引き継いだ時点より少し遅れている」と認めた。
アストンマーティンは今季、ホンダとのワークス体制を初めて迎えたが、アルピーヌなど他陣営に比べて苦しい戦いが続いている。Formula1.comによると、フェルナンド・アロンソはバーレーンGPで8位に入ったものの、入賞は数少ない好材料にとどまる。シンガポールGPも期待を下回る結果だった。オースティンのフリー走行1回目はアロンソが12番手、ランス・ストロールが13番手だった。
「工場の熱気を感じる」チーム内部の変化
ニューウェイ(67)は会見で、チームの現状を前向きに語った。「われわれは非常に大きな進歩を遂げていると思う。今、本当にチームがまとまってきていると感じる」と述べ、とくにエンジニアリング部門のチーム精神が強まっているという。「工場に熱気を感じられる」とも付け加えた。
GPFansによると、シャシー面ではハンガリーGPで投入した大型アップグレードなどが効果を上げているという。同サイトは、マーク・ヒューズ氏の報告として、データ上はシャシー性能だけならポール争いに絡み得たとの見方も紹介しているが、これはニューウェイ本人の発言ではない。
また、シンガポールGP後にストロールが日本を訪れた件について問われ、ニューウェイは2〜3か月に一度開かれる定例の経営幹部会議だと説明した。自身はオンラインで参加したという。
ホンダは「2019年のレッドブル時点より少し後ろ」
焦点となったのはホンダの現状だ。ニューウェイは「ホンダは懸命に取り組んでいる。誰もが知る偉大な企業で、大きなことを成し遂げられる」としたうえで、「ホンダは、ワークスのレッドブルが2019年に引き継いだ時点よりも少し遅れている」と評価した。そのうえで、あの時点は2015年の復帰から4シーズン後だったと指摘し、新規則での復帰初年度との違いに言及した。「素早く加速していくと確信している」とも述べている。
パワー差については、出力の指標であるADUO(追加開発・アップグレード機会)が「単なる出力の測定にすぎない」と説明。シャシーに搭載したPU全体の性能は多くの要素が絡むため、「GPSデータを見れば、より良い全体像が得られる」と語った。差の大きさを具体的な数字で示すことは避け、シャシーとエンジンの不足分の割合も「私が言うことではない」とした。
シーズン中の進展にホンダが失望している可能性は認めたが、知的財産の保護を理由に詳細には触れなかった。2027年に向けたPUの位置づけは「現時点で言うには早すぎる」とし、今後の開発が認められるかどうかも未定だと述べた。
ホーナー氏の比較に同意
Formula1.comによると、クリスチャン・ホーナーは、現在のアストンマーティンの状況を、約20年前にニューウェイがレッドブルへ加わった頃と似ていると指摘した。経営陣やオーナーの交代が多く、部門間の壁を取り除いて文化を改善する必要があるという点で、ニューウェイもこれに同意した。
ホンダは今回のアメリカGPで、F1通算500戦目を迎える。2019年のレッドブルは復帰4年目でホンダと組んだ。今回は復帰初年度のため、比較の起点そのものが異なる。ニューウェイの発言は、短期の差を認めつつも、開発の伸びしろに期待を残すものと読める。今後は、ホンダがシーズン終盤までにどこまで差を詰めるかが焦点となる。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:Formula1.com(英国/英語) 2026-10-23 Newey says Aston Martin 'buzz is building' as he assesses Honda progress
参考:GPFans(英語) 2026-10-23 Adrian Newey Aston Martin F1 progress, Honda is behind
※翻訳は生成AIを利用したため、意図が違う場合もあります。