MGU-Hなしで初のメキシコGP、高地で過給圧の確保が課題に ホンダの折原氏もアイドリング時の過給圧を課題と説明
2026年のメキシコシティGPは、MGU-H(排気エネルギー回生システム)が廃止された新規則での初の開催となる。標高2,000メートル超の薄い空気のなか、ターボの過給圧をどう確保するかが各パワーユニット(PU)メーカーの課題になっている。
The Raceによると、ホンダのトラックサイド・エンジニアリングチーフ、折原伸太郎氏は、昨年はMGU-Hのおかげでアイドリング時にも必要な過給圧を得られたが、今年はその助けがなく、アイドリングでも大きな差があると説明した。
ターボラグが最大の課題
折原氏によれば、ターボラグ(アクセル操作に対する過給の遅れ)が今回のサーキットの最大の課題で、全メーカーが苦戦する可能性があるという。ターボの回転数が非常に高くなるため、最悪の場合はエンジンの運転条件に制限が必要になるかもしれないとも語った。ダイナモ(エンジン単体の試験設備)では影響は小さいとみているが、フリー走行で確認する必要があるとしている。
MGU-Hがない場合、ドライバーがアクセルを戻すとターボの回転を保てない。そのため各チームはMGU-Kで減速しながらエンジンを高回転に保ち、ターボを回し続けている。ただ、メキシコはバッテリーに蓄電できる余地が小さい。電力を吸収しきれなければ出力を絞る必要があり、結果的にターボの回転も落ちる。ターボ回復のための負荷と、直線での電力配分の両立が難しいとされる。
チームごとの影響
The Raceは、大型ターボを使うアウディが、高回転の維持とラグの抑制でとくに苦しむとみている。空気抵抗が少ない点で一部は補えるものの、最終セクターでブーストを保てるかが鍵になるという。
空力面では、ハミルトンが昨年より25〜30%ダウンフォースが少ないとの見方を示した。低速域のメカニカルグリップが重要になり、小型ターボのフェラーリが有利になるとの見立てもある。
この週末は、30日のFP1に続く走行で、実際に過給圧とエンジン制限がどこまで影響するかが焦点となる。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:The Race(英) 2026-10-30 Everything we learned on day one of F1's Mexican GP
※翻訳は生成AIを利用したため、意図が違う場合もあります。