アロンソ、メキシコシティGP予選Q1でコース上に停止し赤旗 水圧系トラブルで18番手、ステアリング未装着で戒告も
2026年のF1第19戦メキシコシティGPの予選が、現地時間10月31日にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われた。Q1の残り11分7秒、アストンマーティン・ホンダのフェルナンド・アロンソがチームの指示でコース上に車を止め、セッションは赤旗で中断された。アロンソは最終的に1分18秒908で18番手となり、Q1で敗退した。
アロンソは停止の時点でタイミングモニター上の暫定3番手につけていた。F1公式サイトによると、エンジニアから停止を求められた時点でのポジションだ。トラブルの原因はスカイスポーツやESPNなどが水圧系の問題と伝えており、ERS(エネルギー回生システム)関連の可能性も指摘されている。チームは大きなチャンスを失った形となった。
無線で食い下がったアロンソ
グランデ・プレミオによると、アロンソは無線で「ダメージはないのに、なぜ止まらなきゃいけないんだ」と抗議した。それでもスタジアムセクション内のターン14で車を止めている。RacingNews365によると、アロンソはピットレーンに戻れないのかと尋ねたが、エンジニアはコース上での停止を求めたという。
リプレイには、アストンマーティンの車体後部から煙が出る様子が映っていたとRacingNews365は伝えている。同誌は、ホンダ製パワーユニットのトラブルを示唆するものだと位置づけた。停止後、アロンソはブレーキング時に苛立ってステアリングホイールを叩いたという。
ESPNは、アロンソが「フラストレーションは想像を超えている」という趣旨の言葉でこの状況を語ったと伝えている。同誌によると、今回のサーキットは直線が短く、パワー不足に苦しむ今季のアストンマーティンにとって相性のよい舞台とみられていた。
ステアリング未装着で戒告
もうひとつの焦点は、停止後の対応だ。RacingNews365によると、アロンソはAMR26にステアリングホイールを取り付け直さなかったため、「一般的な安全性」に関する違反でスチュワードから戒告を受けた。PlanetF1も同じ件に触れつつ、グリッド降格などの追加処分は示されていないとしている。
赤旗の影響でセッションは中断され、Q1は残り時間で再開された。アロンソのタイムは1分18秒908で、上位15台に入るには1分18秒521のカルロス・サインツ(ウィリアムズ)に約0.4秒届かなかった。ただ、ほかのドライバーが計測ラップを終える前の停止だったため、暫定順位だけで通過できたかは判断できない。
アストンマーティンの苦しい週末
グランデ・プレミオによると、アストンマーティンは今週末、上位勢のペースに追いつけていなかった。フリー走行3回目はアロンソが14位、ランス・ストロールが18位にとどまっていた。そのなかで予選のQ1序盤に好位置につけたことが、今回の停止の痛手を大きくしている。
ストロールはQ1で1分19秒072の20番手に終わり、2台そろってQ1で敗退した。ホンダとの新体制で臨む2026年は、信頼性とパワーの両面で課題が続いている。日曜の決勝に向け、アロンソがどこまで順位を戻せるかが焦点となる。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:Formula1.com(英語) 2026-10-31 2026 Mexico City GP: Qualifying session red-flagged as Alonso stops on track in Q1
出典:ESPN(英語) 2026-10-31 Fernando Alonso's blunt response to Mexico City Grand Prix qualifying frustration
出典:Grande Prêmio(英語) 2026-10-31 Fernando Alonso stops in Mexico F1 qualifying after Aston Martin orders retirement
出典:RacingNews365(英語) 2026-10-31 Fernando Alonso furious as stoppage triggers early qualifying red flag
参考:Sky Sports(英語) 2026-10-31 Mexico City GP Qualifying: Lewis Hamilton claims first pole position for Ferrari
参考:PlanetF1(英語) 2026-10-31 F1 results: Mexico City Grand Prix 2026 qualifying
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