フェルスタッペン、長年のレースで背骨下部に損傷 昨年は垂直方向9G超の衝撃、起伏の多いCOTAを警戒
F1アメリカGPを前に、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が、現地時間22日のオーステインで、背骨の下部に損傷があることを明かした。舞台のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)の路面の荒れにも、厳しい批判を向けた。
4度の王者は、これまでに受けた検査の結果として「背骨の下の方は、あまり良い状態に見えない」と話した。コーナリング中の横方向の負荷は5〜6G程度だが、昨年は垂直方向の衝撃が9Gを超えた場面もあったといい、「まったく楽しいものではない」という。
検査で見えた背骨下部の損傷
RacingNews365によると、フェルスタッペンは自身の背骨の検査で、下部に問題があると説明した。年齢を重ねるほど、こうした身体への負担を考えるようにもなるという。
Speedcafeによると、本人は路面の突き上げによる衝撃が影響していると考えている。前戦で冗談めかして話した件だが、今回は真剣な懸念だという。2022年に始まったグラウンドエフェクト規則の世代は、低い車高と硬いサスペンションのため、ドライバーの身体への負担が指摘されてきた。今季から新規則の車両が導入されたが、新世代のマシンもブレーキングやコーナリングで路面に強く叩きつけられるというのが本人の警告だ。
「絆創膏を貼っているだけ」COTAの路面への不満
COTAは2024年に全面的に再舗装されたサーキットだ。今年のレースに向けても、ターン9〜11の区間と、ターン12、19の進入部で補修が行われた。それでもフェルスタッペンは、現状を「受け入れられない」とし、補修を「大きな問題に絆創膏を貼っているようなもの」と表現した。費用や混乱があっても、より大がかりな改修が必要になるかもしれないという考えだ。
不安が強まったきっかけは、9月に同じコースで行われた世界耐久選手権(WEC)のレースの映像だったという。「WECで見た限りでは、とてもひどいバンピーさだった」との言葉も出た。ブレーキング時にはウイングが閉じて車高が下がり、マシンが底づきしやすくなる。さらに、走行ラインを外すと路面の状態が分からず、土壌の動きによる予測しにくい段差もあるという。
ノリス「かなりひどい」、ラッセルは定期的な再舗装を提案
ほかのドライバーも路面に言及している。Speedcafeによると、現王者のランド・ノリス(マクラーレン)は「かなりひどい」と話し、段差でヘッドレストに頭をぶつけるため、一部のセッションの前に頭痛薬が必要になるという。
一方、ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、バンプはレースの一部だとしつつ、オーステインに限らず対応が必要だとの考えだ。F1の開催地は約2年ごとに再舗装すべきで、劣化した路面が他の会場でも問題を生んでいるとした。現代のタイヤは昔の設計に比べて衝撃の吸収が小さいという指摘も加わった。
フェルスタッペンは、身体への負担がレースに避けられないものだとは考えていない。受け入れ続ければ、近年のマシンによる「さらなる損傷」につながるという。より危険なスポーツと比べるよう問われると、自分はそれをやっていないと返し、現状を「良くない」と評した。
複数のドライバーが同じ会場の路面に懸念を示したことで、今週末は、路面の状態に対するFIAやF1側の対応が焦点になる。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:Speedcafe(豪州・英語) 2026-10-23 Verstappen bumps injury fix spine (United States Grand Prix, Austin)
出典:RacingNews365(英国・英語) 2026-10-23 Max Verstappen reveals extent of spine damage after years of racing
※翻訳は生成AIを利用したため、意図が違う場合もあります。