メキース代表「他チームへのPU供給の真剣な話はない」 アストンマーティンのクラック氏はホンダを「長期的なパートナー」と説明
2026年F1第19戦メキシコシティGPを前に、パワーユニット(PU)供給をめぐる憶測に2人が答えた。答えたのはレッドブル・パワートレインズ(RBPT)のローラン・メキースCEOと、アストンマーティンのマイク・クラック氏だ。背景には、アストンマーティンが2028年に向けてレッドブル製PUを検討しているとの噂がある。
PlanetF1によると、メキースは、RBPTにはまず自社PUを改善する「十分な仕事」があり、顧客チームへの供給を考える段階にないとの立場を示した。「この先1年ほどで何かが変わることはない」とも述べたという。一方、アストンマーティンのクラックは噂を直接は否定しなかったものの、ホンダを「長期的なパートナー」と位置づけた。
憶測の背景にあるアストンマーティンの苦戦
RBPTは2026年からF1に参入し、レッドブルとレーシングブルズにPUを供給している。PlanetF1によると、国際自動車連盟(FIA)のADUO(追加開発・アップグレード機会)制度の枠組みで、同社の内燃機関は5メーカーの中で最も性能が高いと評価されている。
対照的に、アストンマーティンとホンダの組み合わせは、新レギュレーション初年度に苦戦が続く。同メディアによれば、オーナーのローレンス・ストロールが代替案を探ったとも報じられており、切り替えが実現するとしても2028年以降になるとみられる。レッドブルにゆかりの深いエイドリアン・ニューウェイの存在も、噂が広がる要因として挙げられている。
PlanetF1は、2015〜2017年にホンダと組んで苦しみ、その後ルノーへ切り替えたマクラーレンの例にも触れた。また、レッドブルのテクニカルディレクターであるピエール・ワシェが語ったように、ワークス体制には技術面の利点があるという。
クラックはホンダとの関係を強調
autosport webによると、アストンマーティンのチーフ・トラックサイド・オフィサーであるクラックは、第18戦アメリカGP後の定例会見で噂について問われた。噂とは、2028年向けにレッドブルPUを検討しているというものだ。契約の話は本来チーム代表クラスが答える領域だが、クラックは直接否定しなかった。アストンマーティンには長期的なパートナーであるホンダがいて、初優勝の際にもホンダが共にいることになる、という趣旨の回答だった。
同記事の筆者は、契約に踏み込まず憶測を広げない模範的な回答だったと評価している。また、ホンダのF1参戦500戦を記念した集合写真の撮影時には、クラックが前列に移され、HRCの渡辺康治社長と肩を組んで健闘をたたえ合う場面もあった。
見通し
メキースが当面の供給を否定し、クラックがホンダとの関係を強調したことで、少なくとも両陣営の公式な立場は噂と距離を置いた形だ。ただし、アストンマーティンのPU面での競争力が改善されなければ、2028年に向けた議論は再燃する可能性がある。ホンダが残り戦でどこまで差を詰められるかが焦点となる。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:PlanetF1(英国・英語) 2026-10-29 Aston Martin Red Bull engines Laurent Mekies supply speculation
出典:autosport web 2026-10-29 アストンマーティンのクラック、レッドブルPU噂に答える
※翻訳は生成AIを利用したため、意図が違う場合もあります。