アウディ、元メルセデスHPP責任者のトーマス・フール氏を11月1日付でF1部門CEOに起用 CTOはドレイヤー氏
アウディは2026年10月29日、トーマス・フールを11月1日付で「アウディ・フォーミュラ・レーシングGmbH」のCEOに起用すると発表した。メルセデスのF1用エンジン部門ハイ・パフォーマンス・パワートレインズ(HPP)の初代マネージングディレクターを務めた人物で、約14年ぶりにF1へ復帰する。
PlanetF1によると、フールはアーダム・ベイカーが2025年5月に退いて以降空席だったポストを引き継ぐ。autosport webによれば、2026年型マシン「R26」のシャシーは競争力がある一方、PUはトップ勢に及んでいないとアウディ首脳陣自身が認めており、今回の人事はPU部門の立て直しを意識したものとみられる。
役割分担の再編
フールが組織全体の運営を率いる一方、CTOのステファン・ドレイヤーは運営業務をフールに引き継ぎ、F1用PUの技術開発管理に専念する。ノイブルクの拠点での現場運営を担うCOOのクリスチャン・フォイヤーは留任し、フールの直属となる。
フールの経歴とノイブルク拠点
フールはメルセデスHPPで2009〜2012年にマネージングディレクターを務め、2014年のハイブリッド時代の新規則に向けた準備を指揮した。その後はグローエやLixilで要職を歴任し、直近はゲオルク・フィッシャー・ビルディング・フロー・ソリューションズのCTOだった。HPPではアンディ・コーウェルとも仕事をしている。
アウディ・フォーミュラ・レーシングは2022年に設立され、インゴルシュタットの本社近くにあるノイブルクに拠点を置く。20基超のエンジン・部品用テストベンチを備え、FIAの環境認証「3つ星」も取得している。
チーム代表のマッティア・ビノットは、ノイブルクがアウディ初のPUに向けて「強固な基盤を築いた」と述べた。アウディAGのCFO、ユルゲン・リッタースベルガーは、このプロジェクトを長期的な戦略的コミットメントと位置づけた。
焦点
HPPで新規則への対応を率いた経験を持つ人物がトップに就くことで、PU開発の体制整備がどこまで進むかが焦点となる。11月1日の就任後、ドレイヤーとフォイヤーを含む新体制の下で開発が進められる。
詳しくは元記事をご確認ください。
出典:PlanetF1(英国・英語) 2026-10-29 Mercedes engine boss Audi F1 Thomas Fuhr
出典:autosport web(GrandPrix.com配信) 2026-10-29 アウディ、F1部門の新CEOにトーマス・フールを起用
※翻訳は生成AIを利用したため、意図が違う場合もあります。